ファクトム（FCT/Factom）とはどんな仮想通貨？今後の将来性やチャート、取引所を紹介！

「仮想通貨ファクトム（FCT/Factom）にはどんな特徴があるの？」

「仮想通貨ファクトム（FCT/Factom）の将来性を予想できるポイントを知りたい！」

ファクトム（FCT/Factom）に興味がある方の中には、このような悩みを持っている方もいるでしょう。この記事では、ファクトムの特徴や今後の将来性を予想するポイントについて紹介しています。

この記事を最後まで読むことでファクトムについて理解を深められるでしょう。

また、ファクトム以外にもおすすめの仮想通貨について詳しく知りたい方は「仮想通貨おすすめ銘柄7選｜今買うならどれがいい？これから伸びる人気の有望銘柄を紹介！」も参考にしてください。

仮想通貨ファクトム（FCT/Factom）とは？特徴を解説！

ファクトム（FCT）とは、電子データを管理する分散管理型のプラットフォームのことです。ファクトム（FCT）の特徴として、以下の4点が挙げられます。

それでは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

電子データを管理する分散管理型のプラットフォームである

ファクトム（FCT）の1つ目の特徴として、電子データを管理する分散管理型のプラットフォームであることが挙げられます。

ファクトム（FCT）はさまざまな電子情報データを1箇所だけに保存するのではなく、分散管理するためのプラットフォームとなっています。

この分散型のプラットフォームにより、データの漏洩や改ざんのリスクを軽減することが可能です。

ビットコインを基に作成された通貨である

ファクトム（FCT）の2つ目の特徴として、ビットコインを基に作成された通貨であることが挙げられます。

ファクトム（FCT）では、ビットコインに用いられているブロックチェーンの中に電子情報データを保存する仕組みが用いられています。

記録を分散管理することにより、データ改ざんなどの防止など安全に管理することが可能と言えるでしょう。

このような背景から、ファクトムの価格はビットコインに連動して変動する可能性があると言えます。

2種類の通貨が存在する

ファクトム（FCT）の3つ目の特徴として、2種類の通貨が存在することが挙げられます。

ファクトム（FCT）には、「ファクトイド（FCT)」と「エントリークレジット」という2種類の通貨が存在します。ファクトイド（FCT)は実際に購入できる仮想通貨（暗号資産）のことです。

一方、エントリークレジットは、ファクトムを利用する際の手数料として用いるものを指しています。エントリークレジットは、ファクトイド（FCT）から変換することで手に入れることが可能です。

エントリークレジットは、ファクトイドから変換することで入手できるんですね！

期待されているプロジェクトがある

ファクトム（FCT）の4つ目の特徴として、期待されているプロジェクトがあることが挙げられます。期待されているプロジェクトとは、以下の2つです。

それでは、それぞれのプロジェクトについて詳しく解説していきます。

スマートロック（dLoc）

ファクトム（FCT）で期待されているプロジェクトとして、スマートロック（dLoc）が挙げられます。

スマートロックとは、QRコードにて書類を管理することを指します。このスマートロックは「dLoc」というプロジェクトにて、医療現場での活躍が期待されています。

dLocは、医療現場の様々なデータをデジタル化し、それらをまとめて記録することを目的としたプロジェクトです。

dLocの推進によって、これまでよりデータを単純かつ安全に記録することが期待できるでしょう。

ファクトムハーモニー

ファクトム（FCT）で期待されているプロジェクトとして、ファクトムハーモニーが挙げられます。

ファクトムハーモニーは、住宅ローンのデータをデジタル化し、ブロックチェーン技術を用いて記録することを目的としたプロジェクトです。

これにより住宅ローンの書類などの改ざんなどのトラブルを防ぐことが可能となります。ファクトムハーモニーによって、安全に顧客の収入状況や審査情報などを管理することが期待できるでしょう。

ファクトム（FCT）の将来性は？今後を予想するポイント

ファクトム（FCT）の将来性を予想するポイントして、以下の4点が挙げられます。

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

国内外の取引所での新規上場

ファクトム（FCT）の今後を予想するポイントとして、国内外の取引所での新規上場が挙げられます。

現在ファクトム（FCT）が上場している取引所は、世界中で見ても数社、日本国内に限ってはCoincheck1社のみです（※2021年12月執筆時点）。そのため、ファクトム（FCT）の知名度がまだ低いといえるでしょう。

今後、国内外でより多くの取引所へ新規上場することで、ファクトム（FCT）の知名度が上がることが予想できます。知名度が上がることによって、通貨価格の上昇も期待できるかもしれません。

まだ取扱している取引所が少ないんですね！

進行中のプロジェクトの進展

ファクトム（FCT）の今後を予想するポイントとして、進行中のプロジェクトの進展が挙げられます。

ファクトム（FCT）は、電子情報データの分散管理型のプラットフォームとしてのサービスを提供しています。

そのため、スマートロック（dLoc）やファクトムハーモニーなどのプロジェクトに進展があると、ファクトム（FCT)への期待が高まり価格が上昇する可能性があるといえるでしょう。

新たな企業や国家との提携

ファクトム（FCT）の今後を予想するポイントとして、新たな企業や国家との提携が挙げられます。ファクトム（FCT）は、これまでに国家や大企業などと提携してきた実績があります。

たとえば2017年6月には、ビル&メリンダ・ゲイツ財団と提携し、アメリカの住宅ローンの管理計画をスタートさせるとの発表がありました。

また不動産ローン会社であるEquator社も、ファクトムハーモニーとEquator社のプラットフォーム「Equator PRO」を統合させることを発表するなど、ファクトムは様々な企業との提携が行われています。

そのため、今後も多くの企業と提携することで、市場での知名度や期待が高まり、通貨価格が上昇する可能性があるといえるでしょう。

知名度上昇によるビジネスシーンでの活用

ファクトム（FCT）の今後を予想するポイントとして、知名度上昇によるビジネスシーンでの活用が挙げられます。

ファクトム（FCT）のサービスは、その機能性から重要な書類などのデータを管理することに役立てられます。

例えばdLocやファクトムハーモニーが浸透することで、別のビジネスシーンでも活用される可能性があるでしょう。幅広い分野で活用されることにより、ファクトム（FCT)の通貨価格も上昇する期待があります。

ファクトム（FCT）の現在の価格・値段は？リアルタイムチャートを紹介！

上記からもわかる通り、2021年8月・11月の中旬ごろに一時的な値上がりを見せましたが、現在は200円未満に落ち着いています（※2021年12月執筆時点）。

また、2018年の1月には過去最高値の約10,000円の値を付けていることも特徴です。今後新たな企業・国家との連携や進行中のプロジェクトに進展があると、値上がりを見せる可能性もあると言えるでしょう。

ファクトム（FCT）を購入できる国内取引所はCoincheck（コインチェック）のみ！

Coincheckは、コインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。

Coincheckの魅力として、国内で唯一ファクトム（FCT）を取り扱っており、取引所形式で取引できることが挙げられます。Coincheckは取引所形式での手数料が無料であるため、手数料を大幅に抑えることが可能です。

またCoincheckの魅力として、ファクトム（FCT）を含め国内で最多クラスの17種類の銘柄を取引できることが挙げられます。

取り扱い銘柄が多いため、ファクトム（FCT)以外の通貨を取引をしたい方や投資する通貨を分散させたい方にもおすすめできる取引所と言えるでしょう。

Coincheckは、FCTを購入したい方やその他にも別の銘柄を購入したい方におすすめの仮想通貨取引所です。

コインチェックの評判について詳しく知りたい方は「コインチェックの評判・口コミ｜デメリット・メリットや評価はどう？」を参考にしてください。

また、ファクトムに限定せずおすすめの仮想通貨取引所について詳しく知りたい方は「仮想通貨・ビットコイン取引所おすすめ比較8選！」を参考にしてください。

ファクトム（FCT）についてよくある質問

ファクトムの発行枚数の上限は？

ファクトム（FCT）には発行枚数の上限がありません。たとえばビットコインなどは通貨の発行上限が定められていますが、ファクトム（FTC）には発行枚数の上限は設定されていません。

ファクトムの価格が高騰した時の最高値は？

これまでのファクトム（FCT）の価格の最高値は約10,000円です。この価格は2018年1月8日に記録しました。

2021年12月執筆時点では、200円以下の価格で取引されています。

Factom,Incは解散したの？

ファクトム（FCT）の開発、管理を行なっていたFactom,Incは2020年4月に解散しています。現在ファクトム（FCT）に関するプロジェクトは分散化した状態で進行しています。

ファクトム（FCT)の中心となる企業は解体されたものの、ファクトム（FCT)を利用している企業等に影響はないといえるでしょう。

この記事の監修者

恩田　雅之

1959年 東京生まれ。専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。その間に資産運用に興味を持ちＡＦＰを取得。
2004年3月にＣＦＰ資格を取得後同年6月、札幌にて「オンダＦＰ事務所」を開業。資産運用に関するセミナー、ブログやコラムの執筆や監修などを中心に活動中。