直契約のASPを使うメリット|成果地点・単価・実施条件を交渉できる
同じ案件が複数のASPに載っていて、単価が違う。よくあることです。差が出る理由の大半は、クライアントとASPの間に何社入っているかにあります。そしてこの構造は、単価だけでなく「条件を相談できるかどうか」にも効いてきます。
案件がメディアに届くまでの2つの経路
クライアントが出した1つの案件が、メディアの管理画面に並ぶまでには2つの経路があります。
- 直接契約|クライアント ─ ASP ─ メディア。ASPがクライアントと直接契約している
- 二次卸|クライアント ─ ASP A ─ ASP B ─ メディア。他社ASPの案件を受けて再配信している
二次卸そのものが悪いわけではありません。案件数を増やす手段としては合理的で、メディアから見れば選べる案件が増えます。ただし条件の相談をしたときに、返答が返ってくるまでの経路が長くなります。単価を上げたい、成果地点を変えたい、この媒体で出したい。どれもクライアントの判断が要るので、間に会社が挟まるほど、確認に時間がかかり、そもそも聞いてもらえないことが増えます。
何が交渉できて、何が動かないのか
直接契約の案件で相談できるのは、おおむね次の3つです。
| 項目 | 相談できる内容 | クライアント側で効いてくること |
|---|---|---|
| 成果単価 | 通常単価に対する上乗せ(特別単価)。期間限定での引き上げ | 1件あたりの粗利と、目標獲得件数 |
| 成果地点 | 購入完了を無料登録に、来店完了を来店予約に、といった地点の移動 | その地点から先の成約率。地点が手前になるほど単価は下がる |
| 実施条件 | 出稿できる媒体、使える訴求、対象エリア、リスティングの可否、二次卸の可否 | ブランドの方針、既存の販路との競合、法令上の制約 |
逆に、ここから外れるものは交渉の対象になりません。薬機法や景表法で言えない表現は、条件交渉では動きません。クライアントが競合と定義している媒体への出稿も同じです。
交渉というと単価の話になりがちですが、実務でいちばん効くのは実施条件のほうです。単価が2割上がるより、使える訴求が1つ増えるほうが獲得件数が伸びる、というケースは珍しくありません。
交渉が通るとき、通らないとき
通りやすい状態
- すでに獲得が出ている|実績なしに「上げてくれれば送ります」は通りにくい。逆に、月20件出ているメディアが「単価が上がればこの枠を増やせる」と言えば、話が具体的になります
- 増える根拠が数字で言える|配信面、在庫、想定CVR。どこをどう広げるから何件増える、という形で説明できるかどうか
- クライアント側の事情と合う|在庫を捌きたい、季節の山に間に合わせたい、新商品を立ち上げたい、期末の目標に届かせたい。タイミングが合うと通ります
通りにくい状態
- 実績がまだない|この段階では通常単価でテストして、数字をつくってから相談するほうが早い
- 予算が埋まっている|月の獲得目標をすでに達している案件では、単価を上げる動機がありません
- 承認率が低い|件数が出ていても承認されていなければ、クライアントから見た費用対効果は上がっていません。単価の話より先に、獲得の質の話になります
単価だけを見て案件を移ると、承認率で逆転することがあります。単価18,000円で承認率60%の案件と、単価15,000円で承認率95%の案件では、後者のほうが手取りは多くなります。条件の相談をするときは、単価・承認率・実施条件の3つをまとめて見てください。
クローズドASPという言い方について
誰でも登録できるオープン型に対して、審査や紹介を経た限られたメディアにだけ案件を出すASPを「クローズドASP」と呼ぶことがあります。条件が良くなる理由は「閉じていること」そのものではなく、参加メディアが絞られているぶん1社ごとの条件を個別に決めやすい点にあります。
したがって、閉じているかどうかより、クライアントと直接契約しているかどうかのほうが実質的です。閉じていても間に別のASPが入っていれば、動かせる範囲は限られます。
Result+の場合
| 契約形態 | 案件の90%以上がクライアントとの直接契約 |
|---|---|
| 相談できること | 成果単価、成果地点、実施条件 |
| 取り扱いジャンル | EC(美容・健康食品)/店舗・クリニック/パーソナルジム/金融/人材/不動産・住宅/教育・スクール/士業 |
| 運営 | 株式会社ピアラ。成果報酬型広告の領域で20年 |
直接契約が多いのは、ピアラがもともとクライアントの広告主業務を請けてきた会社だからです。ASPとして案件を集めたのではなく、支援していたクライアントの案件をメディアに配るところから始まっています。
そのため、条件の相談に対して「クライアントに確認します」の先が短い。ただし、確認が早いことと通ることは別です。クライアント側の粗利で成立しない単価は、経路が短くても通りません。上の「通りやすい状態」を満たしているかどうかが、結局は分かれ目になります。
よくある質問
- Q. ASPと条件交渉はできますか。
- A. そのASPがクライアントと直接契約している案件であれば可能です。間に別のASPが入っている案件は、条件の変更にその会社とクライアントの両方の判断が必要になるため、動かせる範囲が狭くなります。
- Q. 特別単価(特単)はどうやって決まりますか。
- A. 実績とボリュームが基本です。すでに獲得が出ていて、単価を上げれば送客が増えると説明できる状態が前提になります。あわせて、クライアント側の事情(在庫、季節性、新商品の立ち上げ、期末の目標)が合うと通りやすくなります。
- Q. クローズドASPとは何ですか。
- A. 誰でも登録できるオープン型に対し、審査や紹介を経た限られたメディアだけに案件を出すASPを指します。参加するメディアが絞られているぶん、1社あたりの条件を個別に決めやすいという性質があります。
- Q. 直契約だと単価は必ず高くなりますか。
- A. 必ずではありません。間に入る会社が少ないぶん条件を動かせる余地は大きくなりますが、最終的にはクライアントが許容できる成果単価が上限です。動かせるのは余地であって、金額そのものが保証されるわけではありません。
- Q. 成果地点も交渉できますか。
- A. できる場合があります。購入完了から無料登録へ、あるいは来店予約から来店完了へ。成果地点を動かすとクライアント側の費用対効果も変わるため、単価とセットでの相談になります。
- Q. 交渉が通らないのはどういうときですか。
- A. 実績がまだない段階、送客の見込みを数字で説明できない段階、クライアント側の予算が埋まっている時期です。この場合は、まず通常単価でテストして実績をつくってから改めて相談するほうが早いことが多いです。
Result+(メディア様・運用パートナー様向け)について
Result+は、株式会社ピアラが運営する成果報酬型広告のASPです。メディア・アフィリエイター・広告運用会社の方に案件を提供しています。初期費用・月額費用は0円。フリーランス・個人事業主の方も登録できます注1。
| 運営元 | 株式会社ピアラ(東証スタンダード市場上場・2004年設立) |
|---|---|
| 登録費用 | 初期費用0円/月額費用0円 |
| 案件 | EC(美容・健康食品)/店舗・クリニック/パーソナルジム/金融/人材/不動産・住宅/教育・スクール/士業 |
| 契約形態 | 案件の90%以上がクライアントとの直接契約。成果単価・成果地点・実施条件の交渉が可能 |
| 報酬の確定 | 月末締め、翌月2〜4営業日以内に成果件数・金額を確定し支払通知書を送付 |
| 報酬の支払い | 翌月末。最低支払額なし(1円から支払い)、振込手数料は当社負担 |
| クリエイティブ | Result+AI法令チェックを提供。薬機法・景表法の専門チームとあわせてトリプルチェック |
| 広告アカウント | 自社アカウントでの運用が基本。必要に応じて当社保有の正規代理店アカウントを提供(ナレシェア) |
| 管理画面 | 案件確認、コード発行、計測タグ発行、サンプル依頼、成果レポート確認 |
| 開始まで | 契約・Chatwork招待から初成果まで約1ヶ月(6ステップ) |
| 登録 | https://partner.resultplus2.jp/application |
パートナーは600社以上注2。運用・制作チームは150名以上で、年間100万本以上のクリエイティブを制作しています注2。
条件を動かせるかどうかは、契約の形で決まる
Result+は案件の90%以上がクライアントとの直接契約です。成果単価・成果地点・実施条件について、実績とボリュームを踏まえた交渉ができます。扱っているメディアと想定する送客ボリュームを教えていただければ、条件の相談からお受けします。
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注釈
注1:本記事の記載時点について
本記事の記載は2026年9月時点の情報に基づく。他社ASPの支払い条件・最低支払額・振込手数料に関する記述は、各社が公開している情報をもとにした当社調べであり、社名は記載していない。条件は各社の改定により変動するため、実際の条件は各社の公式情報を確認されたい。個人・フリーランスの登録可否は与信確認の結果による。
注2:体制と実績について
「パートナー600社以上」「運用・制作チーム150名以上」「年間100万本以上のクリエイティブ」は当社の実績に基づく概数であり、変動する。人数はアルバイトおよびグループ会社を含む。
注3:報酬・条件について
本記事に記載した報酬の確定・支払いのスケジュール、成果単価や実施条件の交渉可否は、当社が提供する標準的な取り扱いを示したものであり、個別の案件における成果、報酬額、交渉結果を保証するものではない。案件ごとにクライアントの承認が必要となる場合がある。
