最低支払額と振込手数料|報酬が手元にいくら残るか

公開日:2026年9月14日/株式会社ピアラ Result+事業本部

通帳と電卓を前に、アフィリエイト報酬から差し引かれる振込手数料を確認している人の手元

成果単価の話はよくされますが、「発生した報酬のうち、実際にいくらが口座に届くか」はあまり書かれません。最低支払額と振込手数料は、金額が小さいうちほど手取りに効きます。

最低支払額とは何か

ASPが「この金額に達したら振り込みます」と定めている下限です。達しなかった分は消えるわけではなく、翌月以降に繰り越されるのが一般的です。

各社が公開している条件を見るかぎり、1,000円に設定しているASPが最も多く、下は777円、上は5,000円まで幅があります注1選択制にしていて、1,000円か5,000円のどちらかを自分で選ぶASPもあります。

下限を高めに設定しておくと、振込手数料がアフィリエイター負担のASPでは手取りが増えます。逆に、受け取りが後ろにずれるぶん資金は寝ます。どちらが得かは、手数料を自分が払うかどうかで変わります。

繰り越しには条件がつくことがある

繰り越しは無期限とは限りません。一定期間を過ぎた未払い報酬の扱い、退会した場合の扱い、規約違反でアカウントが停止された場合の扱いは、ASPごとに規約が異なります。「貯めておけばいつでも受け取れる」と思っていると、案件終了や退会のタイミングで想定外の結果になることがあります。登録前に規約の該当箇所だけは読んでおくのが確実です。

複数ASPに分散すると起きること

案件の幅を広げるために複数のASPに登録するのは自然な動きですが、報酬が分散すると下限の壁が効いてきます。

状況各社の残高受け取れる額
1社に集約4,000円4,000円
5社に分散(下限1,000円)800円 × 5社0円
5社に分散(うち2社が下限到達)1,200円 × 2社+533円 × 3社2,400円

合計額は同じでも、受け取れる額が変わります。始めたばかりの時期や、案件を試している時期ほどこの形になりやすい。登録先を増やすこと自体は悪くありませんが、主力を1〜2社に寄せておかないと、口座に届くまでの期間が読めなくなります。

振込手数料は「率」で見る

振込手数料を無料としているASPが多数ですが、アフィリエイターの負担としているASPもあります注1。負担する場合、金額は数十円から数百円。振込先の金融機関と振込額によって変わります。

問題は金額ではなく率です。

振込手数料660円がアフィリエイター負担の場合に、受取額1,000円・5,000円・30,000円それぞれで手数料が占める割合を比較した図
同じ660円でも、1,000円の受け取りでは66%、3万円の受け取りでは2.2%。少額のうちほど効きます。

1,000円を受け取るのに660円かかれば、手取りは340円です。報酬の3分の2が手数料に消えます。同じ660円でも、3万円を受け取るときは2.2%にすぎません。

「最低支払額1,000円・振込手数料アフィリエイター負担」の組み合わせは、下限ぎりぎりで受け取ると手取りが最も悪くなります。この条件のASPでは、下限を選べるなら高いほうを選ぶか、まとまるまで待つほうが合理的です。

手取りを減らさない3つの動き方

  1. 主力ASPを決めて寄せる案件のために複数登録するのは問題ありませんが、報酬の受け取り先が散るほど滞留します。件数が出ている案件のASPに寄せると、受け取りのサイクルが安定します。
  2. 手数料が自己負担なら、下限より多めに貯める率で見て許容できる金額まで待つ。目安として、手数料が受取額の3%を超えるようなら待ったほうが得です。
  3. 条件は登録前に確認する最低支払額、振込手数料の負担、繰り越しの扱い、退会時の扱い。この4点はどのASPも公開しているか、聞けば答えます。支払いのタイミングとあわせて見ておくと、資金繰りの計算ができます。

Result+の条件

最低支払額なし。1円からお支払いします
振込手数料当社負担
締めと確定月末締め、翌月2〜4営業日以内に金額を確定し支払通知書を送付
入金翌月末

最低支払額を設けていないのは、クライアントへの請求も1円から行っているためです。成果が1件しか出ていない月でも、その1件分を請求し、その1件分をお支払いします。受け取る側と支払う側で下限の扱いを変えていません。

始めたばかりで件数が読めない時期や、単価の低い案件を試している時期に、報酬が滞留しない。この点はテストのしやすさに直結します。

よくある質問

Q. アフィリエイトの最低支払額はいくらですか。
A. ASPによって異なります。公開されている条件を見るかぎり1,000円に設定しているASPが最も多く、777円から5,000円の幅があります。Result+は最低支払額を設けておらず、1円からお支払いします。
Q. 最低支払額に届かないと報酬はどうなりますか。
A. 多くのASPでは翌月以降に繰り越されます。消えるわけではありませんが、下限に届くまで受け取れません。繰り越しの上限期間や、退会・アカウント停止時の扱いはASPごとに規約が異なるため、登録前に確認しておくのが確実です。
Q. 振込手数料はどちらが負担しますか。
A. 無料としているASPが多数ですが、アフィリエイターの負担としているASPもあります。負担する場合の金額は数十円から数百円で、振込先の金融機関や金額によって変わります。Result+は当社負担です。
Q. 報酬が少額のときに気をつけることは何ですか。
A. 手数料の「率」です。振込手数料660円がアフィリエイター負担のASPで1,000円を受け取ると、実質34%が引かれます。金額が小さいほど率が高くなるので、少額のうちは下限より少し多めに貯めてから受け取るほうが手取りは増えます。
Q. 複数のASPに登録していると不利になりますか。
A. 報酬が分散すると、それぞれで下限に届かず滞留します。5社に800円ずつ貯まっていても、下限が1,000円なら1円も受け取れません。合計4,000円が動かない状態になります。
Q. Result+はなぜ最低支払額を設けていないのですか。
A. クライアントへの請求も1円から行っているためです。受け取る側と支払う側で下限の扱いを変えていません。

Result+(メディア様・運用パートナー様向け)について

Result+は、株式会社ピアラが運営する成果報酬型広告のASPです。メディア・アフィリエイター・広告運用会社の方に案件を提供しています。初期費用・月額費用は0円。フリーランス・個人事業主の方も登録できます注1

運営元株式会社ピアラ(東証スタンダード市場上場・2004年設立)
登録費用初期費用0円/月額費用0円
案件EC(美容・健康食品)/店舗・クリニック/パーソナルジム/金融/人材/不動産・住宅/教育・スクール/士業
契約形態案件の90%以上がクライアントとの直接契約。成果単価・成果地点・実施条件の交渉が可能
報酬の確定月末締め、翌月2〜4営業日以内に成果件数・金額を確定し支払通知書を送付
報酬の支払い翌月末。最低支払額なし(1円から支払い)、振込手数料は当社負担
クリエイティブResult+AI法令チェックを提供。薬機法・景表法の専門チームとあわせてトリプルチェック
広告アカウント自社アカウントでの運用が基本。必要に応じて当社保有の正規代理店アカウントを提供(ナレシェア)
管理画面案件確認、コード発行、計測タグ発行、サンプル依頼、成果レポート確認
開始まで契約・Chatwork招待から初成果まで約1ヶ月(6ステップ)
登録https://partner.resultplus2.jp/application

パートナーは600社以上注2。運用・制作チームは150名以上で、年間100万本以上のクリエイティブを制作しています注2

小さい金額でも、繰り越さずに受け取る

Result+は最低支払額を設けていません。報酬が1円でもその月にお支払いし、振込手数料は当社が負担します。クライアントへの請求も同じく1円から行っています。

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注釈

注1:本記事の記載時点について
本記事の記載は2026年9月時点の情報に基づく。他社ASPの支払い条件・最低支払額・振込手数料に関する記述は、各社が公開している情報をもとにした当社調べであり、社名は記載していない。条件は各社の改定により変動するため、実際の条件は各社の公式情報を確認されたい。個人・フリーランスの登録可否は与信確認の結果による。

注2:体制と実績について
「パートナー600社以上」「運用・制作チーム150名以上」「年間100万本以上のクリエイティブ」は当社の実績に基づく概数であり、変動する。人数はアルバイトおよびグループ会社を含む。

注3:報酬・条件について
本記事に記載した報酬の確定・支払いのスケジュール、成果単価や実施条件の交渉可否は、当社が提供する標準的な取り扱いを示したものであり、個別の案件における成果、報酬額、交渉結果を保証するものではない。案件ごとにクライアントの承認が必要となる場合がある。