いざというときに役立つ救急箱。常備薬や消毒液などをまとめて入れておけば、緊急時にもすぐに取り出せて便利です。救急箱には木製や金属製のおしゃれなものから、無印やニトリで販売されている収納ボックスをおしゃれにアレンジして使うものなど、色々なタイプがあります。
そこで今回は、救急箱の選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。救急箱と中身のセット商品も合わせてご紹介しますので、購入する際の参考にしてみてくださいね。
家でも外出先でも活躍！薬やガーゼ、はさみなどの応急処置用品を入れる救急箱
突然の病気や怪我で、必要な応急キットが手元になくて困ったという経験はありませんか。日頃から救急箱を常備しておくと、いざというとき慌てずに済みます。救急箱には解熱鎮痛剤や胃腸薬などの常備薬から、絆創膏や消毒液などの応急処置アイテムを入れておきましょう。
救急箱の中には、基本の応急キットとセットで販売されているものもあります。なにを入れておけば良いかわからない方は、このようなセットもおすすめです。常備薬には使用期限があるので、定期的なチェックや入れ替えをするようにしましょう。
救急箱の選び方
救急箱を選ぶ際に重要な、5つのポイントを見ていきましょう。
常備用なら「据え置きタイプ」、持ち運び用なら「携帯タイプ」を選ぼう
救急箱を選ぶ際は、自分がどこで使用することが多いのかを考えて選択しましょう。自宅で使用するなら据え置き型、持ち運ぶなら携帯型と用途に合わせて選べます。
自宅や車に常備するなら、おしゃれなやデザインやカラーも豊富な「据え置きタイプ」
自宅で使用する救急箱を探しているなら、据え置き型がおすすめです。据え置き型は中に入れるアイテムに合わせて、箱のサイズを選択できます。サイズ展開も広く、置き場所や容量に合わせて選べるでしょう。
消毒液や薬瓶などを入れる場合は、高さのあるタイプがおすすめ。収納力がある大きい据え置きタイプの救急箱を選ぶときは、かさばりやすいアイテムを整理できるトレイ付きだと、中身を整頓しやすくなります。取っ手付きのものであれば持ち運びもしやすくなりますよ。
アウトドアやスポーツ時など外出先に持ち出すなら、軽量＆持ち手付きなどの「携帯タイプ」
スポーツやアウトドアのときに使える救急箱を探しているなら、携帯タイプがおすすめです。布製のポーチやバッグで作られているものが多く、軽量でかさばらないのがポイント。携帯タイプを選ぶときは、持ち運びしやすいサイズ感と収納機能に注目しましょう。
仕切りポケットやファスナー付きポケットがあれば、中身がごちゃつかず整理しやすくなります。また、持ち手やショルダーがついていれば、より持ち運びやすくなるでしょう。携帯タイプは防災リュックに入れておくのもおすすめです。災害時に急いで避難するときに重宝します。
デザイン性や使い勝手に合わせて「素材」を選ぼう
救急箱には木製や金属製、布製などさまざまな素材が採用されています。素材によって機能性やメリットも異なるので、用途に合わせて選択しましょう。
重厚感があり、インテリアに馴染むナチュラルなデザインが豊富な「木製」
温かみのある木製の救急箱は、据え置きタイプに多く採用されています。木製なので重量はありますが、そのぶん重厚感があり、インテリアに馴染みやすいおしゃれなデザインが特徴。リビングなどに出しっぱなしにしておきたい方は、木製なら既存の家具にも馴染みやすくなります。
持ち運びがしやすいように、取っ手が付いているかどうかも確認しましょう。重い木製の救急箱をしっかり支えられるか、強度も合わせてチェックしてくださいね。
頑丈なつくりで耐久性◎ヴィンテージ系やスタイリッシュなデザインが多い「金属製」
据え置きタイプとして木製と並んで人気なのが、金属製の救急箱です。スチールは木製と同様に重量がありますが、高級感がありインテリアにもマッチしやすいことが特徴です。ブリキやアルミニウムは軽量で、ヴィンテージ風のインテリアやカントリー家具と相性が良いです。
金属製は頑丈で耐久性が高いので、落下しても破損しにくく、長く愛用できます。水分が付着すると錆や剥げが発生することもあるため、液体が付いたら素早く拭き取って乾燥させるなど、しっかりお手入れをして使用しましょう。
据え置き&持ち運びにも対応！軽量で低価格な「プラスチック製」
100均でも購入できるリーズナブルな価格で選ぶなら、プラスチック製がおすすめ。軽量で持ち運びもしやすいため、場所を選ばずに使用できるでしょう。箱よりも応急キットの充実さにお金をかけたい方に最適です。
衝撃を加えると破損する場合もあるので、取り扱いには注意が必要です。常備薬や液体の中には冷暗所での保管が必要なものもあります。透明なプラスチックタイプの箱は、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
持ち運びやすさを重視するなら、やわらかく荷物の隙間にも収まりやすい「布・ナイロン製」
持ち運びしやすい軽さと扱いやすさで選ぶなら、布やナイロン製がおすすめ。救急箱自体が軽量なので、救急キットを入れても重くなりにくいです。布やナイロン製を選ぶ際は裏地にも注目しましょう。防水素材を使用しているものであれば、アウトドアやスポーツ時にも活躍します。
圧力や衝撃を加えると中身の薬が割れたりこぼれることがあります。クッション性の有無もチェックしておきたいポイントです。また、ハサミを収納するときはキャップをつけるなど、救急箱を破損しない工夫が必要です。
必要なものをたっぷり収納できる「大容量タイプ」なら、家族など大人数での使用にも対応
家族の中で起こりうる、あらゆる怪我や病気に対応する救急キットを収納したいなら、大容量サイズがおすすめです。また、家族の服用薬や塗り薬を合わせて収納したい方にも最適です。そのほか、オフィスや学校などの大人数が集まる場所に備えておく救急箱にも使えるでしょう。
大容量タイプを選ぶ際は、整理整頓がしやすい仕切りやトレーの有無を確認しましょう。仕切りがあれば、どこに何があるかを認識しやすくなります。いざというときも慌てなくて済むので、使い勝手が良いですよ。
「ロック機能付き」のものなら小さなお子様のいたずらや、薬の誤飲も心配なし
子供の手が届く場所に置いておく場合や、小さなお子さんがいるご家庭では、ロック機能付きの救急箱もおすすめです。いたずらに開閉できないため、薬の誤飲を防止します。
また、万が一高い場所から落下しても中身が飛び出る心配がないなど、安全性の高さもポイントです。
応急処置用品がセットになった「応急キット」は、中身を揃える手間がなくすぐに使えて便利
「救急箱になにを入れたら良いのかわからない」、「いちから救急キットを揃えるのは面倒」と感じる方は、救急箱と応急キットがセットになったものがおすすめです。応急処置に必要な基本アイテムが揃っているので、とても便利です。
また、事業者向け労働安全衛生規則に準拠したアイテムがまとめてセットになった救急箱は、事務所やオフィスに救急箱を備えておきたい方に最適。備えておくと安心のアイテムがひと通り揃っているので、いざというときにすぐ対応できます。
救急箱のおすすめ人気ランキング8選
ここからは、大手通販サイトで人気の救急箱8選をランキング形式でご紹介します。デザイン性や機能性に優れた救急箱を選ぶときの参考にしてくださいね。
1位 OHKEY 救急セット B07V2ZTWSC
いざという時の救急箱と中身をセットで揃えたい方におすすめ
救急箱だけでなく、救急箱に入れる消毒液や絆創膏がセットになった商品です。突然の怪我や避難時など、素早い応急処置に対応します。サイズは縦13.5cm×幅20cmと持ち運びしやすいこともポイントです。
地震などの自然災害時に持ち運びしやすいだけでなく、非常持ち出し用袋にも収まりやすいサイズです。LEDライトやアルミブランケットも付属しているので、夜間の避難や寒い日の冷えからも体を守ってくれるでしょう。
2位 Tower（タワー） 救急箱 5288 / 5289
インテリアに馴染みやすいスタイリッシュなデザインの救急箱
スタイリッシュで機能的な救急箱を探している方におすすめのタワー製です。この救急箱の特徴は、高さがあるため消毒液などのボトル類を倒さずに収納できることです。取り出しも可能な仕切り付きトレーは、細々とした小物類の整理整頓にも役立ちます。
スチールと天然木の異素材の組み合わせもおしゃれです。蓋に天然木を使用することで既存の家具とも馴染みやすくなり、よりインテリアに溶け込みます。また、天然木の蓋は裏返してトレーとしても使用できるので機能的に使いやすいですね。
3位 La Luz（ラ・ルース） メディスンボックス 105721
シンプルでどこか懐かしい温かみ溢れる救急箱
昔ながらのレトロな薬箱デザインが好みの方におすすめです。開口部も広く、中に入っているものを一目で確認できます。天然のパイン材を使用しており、時間が経つごとに色合いを深めていく経年変化を楽しめるでしょう。
蓋部分にある昔懐かしい十字ロゴも、一目で薬箱と認識しやすい便利なポイント。目に付くところに置いてもおしゃれなデザインで、インテリアの一部として部屋に馴染むでしょう。必要に応じて仕切りを用意することで、すっきりと収納できます。
4位 不動技研（Fudogiken） 救急箱 ホワイト
高さのあるものもスッキリ収納できる中身が見やすい救急箱
家庭用として使うのはもちろん、業務用として会社やオフィスに常備するのにもおすすめの救急箱です。一目で救急箱とわかる表記と十字ロゴがポイントです。
スプレーや消毒液ボトルなどを立てて収納できるため、どこに何があるかを見やすく整理できるのも魅力。救急箱上部には常備薬や絆創膏など、細かいアイテムを収納できる仕切り付きトレーもついています。整理しながらたっぷり収納できるでしょう。
5位 アイリスオーヤマ 救急箱外傷薬用 QB-180
フタ部分に収納ポケットがあるので整理しやすい
救急箱自体の重量は約500gと軽量で、さらに持ち運びしやすいハンドルも付属しています。散らかりがちな家庭常備薬や絆創膏、包帯などを収納しやすい仕切りも2枚付いていて便利です。さらに箱内を4つに仕分けることが可能なので、どこに何があるかを識別しやすいでしょう。
蓋部分にも収納ポケットがあるため、使用頻度の高い体温計や耳かき、爪切りなどを収納できます。小物が内部で散らからず、使いたいときにサッと取り出しやすいでしょう。
6位 日進医療器 リーダー木製救急箱 4955574825046
使う頻度が高いものを収納できる便利なスライドトレー付き
丈夫で耐久性の高い木製の救急箱です。必要時にすぐ使用できるように、便利なスライドトレーが付いています。高級感のある重厚なつくりは、ナチュラルインテリアやカントリー調の部屋にも馴染みやすいです。
家族構成や必要に応じてS・M・Lの3サイズから選べるのも魅力。基本的な応急処置用品付きなので、必要に応じてアイテムをプラスできます。細かいアイテムの収納に便利なスライドトレー付きで、ハサミやピンセットも収納可能です。
7位 Qmitto 救急箱 B09NNYXM5M
パステルカラーと木目の北欧デザインでどんなインテリアにも馴染みやすい
コロンとしたフォルムと木目の脚が可愛らしいおしゃれな救急箱です。昔ながらの十字ロゴはなく、おしゃれな英字と北欧風のパステルカラーで、どんなインテリアにも馴染みやすいでしょう。開閉部分は回転式安全ロックを採用。万が一落下しても中身が飛び出す心配がありません。
内部は3つのスペースに分かれた仕切りトレーが付いており、整理整頓しやすいこともポイント。バッグのような大きな取っ手や平らな蓋は持ち運びしやすく、雑貨の一時置きなど汎用性にも優れています。
8位 ISHIGURO（イシグロ） 救急箱 ISHIGURO28-N
重厚感があり作りがしっかりとした設計デザインが魅力
北欧風のインテリアやアンティーク調の家具が揃う部屋にもマッチしやすい救急箱です。ホワイトとブラウンの組み合わせは温かみがあり、優しい表情で部屋に馴染みます。深さは約17cmあり、スプレーや消毒液ボトルなども収納しやすいことも特徴です。
木製の救急箱は、シンプルな木目のものが多いなか色合いやデザインにこだわって作られていることもポイント。十字もあえて蓋と同じブラウンで揃えることで、優しい優しい雰囲気になっています。出しっぱなしにしても可愛いおしゃれな救急箱です。
まとめ
救急箱は家庭で使う据え置きタイプや、緊急時に持ち運びしやすいコンパクトタイプなど、種類が豊富です。また、必要な応急キットがまとめて入ったセット商品であれば、いちから中身を揃える必要がないため便利です。
突然の怪我や病気にしっかり対応できるように、適切な大きさ・素材・デザイン性にもこだわった救急箱を準備しておきましょう。常備薬など使用期限のある薬は、定期的なチェックや入れ替えも必要です。ぜひこの記事を参考に、使い勝手の良い救急箱を見つけてくださいね。
