赤ちゃんのミルクを作る際に最適な温度のお湯をすぐに用意できる調乳ポット・哺乳瓶ウォーマー。昼間はもちろん、すぐにミルクを用意したい夜間授乳に非常に便利なので、活用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかしポットタイプと哺乳瓶ウォーマーなど種類があるため、どれを選べば良いか悩んでしまいますよね。そこで今回は調乳ポットの選び方を解説するとともに、おすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。
調乳ポットの選び方
調乳ポットを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
使い方に合わせて保温機能と沸騰機能を選ぼう
調乳ポットには保温機能のみのタイプと沸騰して保温するタイプがあります。使い方に合わせて最適なタイプを選びましょう。
適温を保つことができる「保温機能」は、すぐに調乳したいときに便利
保温機能だけが搭載されているシンプルな調乳ポットは沸かしたお湯を入れておくだけで長時間適温がキープできるのが特徴です。機能が少ないため安価で購入できるので、価格を抑えたい方にも適しています。
保温機能だけのポットはお湯を沸かす手間がかかるため、その点はやや使いにくさを感じるかもしれません。調乳ポットの中には電子レンジ対応のタイプがあり、このタイプであればお湯を沸かす必要がないので手間を省きたい方はチェックしてみてください。
作り置きに抵抗がある方は、1回分をお湯から作れる「沸騰機能」付きがおすすめ
沸騰機能がついている調乳ポットは、水を入れておけばミルクに適した温度のお湯が作れます。沸かせるお湯の量は調乳ポットによっても変わりますが、ミルク1回分の量から沸かせるものも。お湯を作り置くのに抵抗がある方にも適しています。
沸騰機能の調乳ポットは沸騰するまで時間がかかるため、すぐにミルクを作りたいという用途には適していません。また、沸騰時間は商品によっても変化するのであらかじめ沸騰までにかかるか確認して購入するようにしましょう。
時短したい方や忙しい方には、電子レンジ・食洗機対応のものを選ぼう
電子レンジ対応の調乳ポットは、電子レンジでお湯を沸かせる手軽さが魅力。そのまま適温をキープできる点や、沸かしたお湯をポットに移し替える手間がかからない点も非常に便利です。
また、調乳ポットを洗浄することが面倒という方には食洗機対応のタイプがおすすめ。食洗機対応なら洗浄の手間が省けるだけではなく、衛生的に使用できるのも利点です。忙しい育児中だからこそ、便利なものを積極的に活用しましょう。
夜の授乳に使いやすい便利な機能をチェック
夜間授乳の際に便利な機能性はさまざまあるので、購入前に確認してみましょう。
大容量の調乳ポットは、その都度お湯を沸かす必要がないので便利
夜間の授乳は1回だけではありません。また、赤ちゃんの成長に応じて必要なお湯の量は増えていきます。大容量の調乳ポットであれば、複数回の授乳にも増えるミルクの量にも対応できます。
800mlほどの大容量タイプなら新生児期の頻回授乳にもおすすめです。完全ミルクで育てる方はぜひ大容量タイプをチェックしてみてくださいね。
寝室に置いて使うなら音が小さいものを選ぼう
調乳ポットの中には沸騰時の音が大きいものや、適温になったときにメロディーで知らせてくれるものがあります。これらは寝室に置いて使用するにはあまり適していません。
寝室に置いておき、必要なときにさっとミルクを作るのであればできるだけ音の小さなものを選びましょう。購入前に口コミなどをチェックしてみるのもおすすめです。
夜間授乳には、すぐにミルクをあげられる哺乳瓶ウォーマーもおすすめ
ぐずりだしたときにさっとミルクをあげられるミルクウォーマーも、夜間授乳を助けてくれる便利アイテムです。哺乳瓶を温めておくため、哺乳瓶ウォーマーとも呼ばれています。ミルクを作って温めておいたり、あらかじめ哺乳瓶に必要なお湯を入れて温めておく、といった使い方ができます。
液体ミルクを温める用途としても適しており、夜間授乳だけではなくお出かけ用としてもおすすめ。ミルクウォーマーにも種類があり、哺乳瓶を数本温められるものやお出かけ用に最適なコンパクトなものもあるので、用途に合わせて選んでください。
安全面・衛生面に配慮された商品を選ぼう
調乳ポットは赤ちゃんのミルクを作るために使用するため、安全かつ衛生的に利用できるものを選ぶことが大切です。事前に確認できることはしっかりとチェックしておきましょう。
底面がしっかりした、倒れにくい安定した形状の授乳ポットが安心
調乳ポットはできるだけ安定感のある形状のものを選びましょう。特に赤ちゃんのほかに小さなお子さんのいるご家庭では、お子さんがうっかりポットを倒してしまうということもあります。そんな万が一の事態でもポットが倒れにくい形状であれば怪我の防止にも繋がります。
底面がしっかりとした安定感のある形状であることを確認してから購入するようにしましょう。
パーツの少ないタイプなら、洗いやすいので衛生的に使用できる
衛生的に使用したい超入ポットは、洗いやすい形状であることも大切です。パーツが少ないものであれば、洗いやすいため衛生的に使用できます。購入前にどの程度分解できるのか確認しておきましょう。
またお湯を作り置きするのであれば、ホコリが入ってしまうことを防ぐためにしっかりとフタができるものを選ぶのがおすすめです。
水道水でミルクを作るのが不安なら「カルキ抜き機能」が搭載されているタイプがおすすめ
水道水に含まれている塩素は10分以上沸騰させれば抜くことができますが、ミルクを作る度にそれだけの時間沸騰させることは大変です。水道水でミルクを作る方は、カルキ抜き機能が搭載されたものを選ぶと簡単にカルキが抜けるのでぜひ活用してください。
調乳ポットの人気おすすめランキング10選
ここからは選び方を踏まえた上で調乳ポットのおすすめ人気ランキングをご紹介します。特徴も解説するので購入の参考にしてください。
1位 Combi 調乳じょ~ず
電子レンジ対応だから沸騰したお湯をすぐに用意できる
Combiの調乳じょ~ずは、沸騰したお湯を入れておけば70度以上で長時間保温できる調乳ポットです。ミルクに最適かつ有害な最近を殺菌できる温度を保てるため、安心してミルクをあげることができます。
電子レンジ対応なのもおすすめのポイント。電子レンジで手軽に沸騰させられるので、わざわざ火を使う必要がありません。赤ちゃん用品を扱うメーカーであるCombi製なので、どれが良いか悩んでいる方におすすめです。
2位 ピジョン 調乳ポット かんたんミルクづくり
1回分に必要なお湯を3分で用意できる便利な調乳ポット
ピジョンの調乳ポット かんたんミルクづくりはミルク1回分に必要な200mlのお湯を約3分で作ることができる商品です。さっとミルクが作れるので、授乳回数が多い低月齢期や夜間授乳に適しています。
一度沸騰させたお湯は70度の適温で保温できる点も使いやすいポイント。早めに沸騰させておけば、必要なときにさっとミルクが作れますね。本体は安定感のある形状なので、安全面にもしっかり配慮されています。
3位 LARUTAN ミルク ウォーマー
夜間も見やすいバックライト機能で深夜の授乳も安心
LARUTAN のミルク ウォーマーは作ったミルクを適度な温度で保温しておけるミルクウォーマーです。30～60度まで1度単位で簡単に設定ができ、急速加熱や急速解凍にも対応しています。
高温のスチームで除菌もできるため、安心して使用できますね。バックライト機能が搭載されており、夜間の授乳でも快適な操作性を実現。空焚き防止機能など、安全面にも配慮されているため、もしものときも安全です。
4位 Grownsy 多機能ボトルウォーマー
ミルクだけでなく離乳食の加熱もできて長く使える
Grownsyは1台でミルク急速加熱・蒸気滅菌・離乳食加熱・冷凍ミルク解凍など6役をこなす多機能ボトルウォーマーです。新生児期から離乳食期まで幅広く対応できるため、長く使用できるコスパの良さも魅力。
30mlのお湯を沸騰させるのに3～7分と比較的素早く沸かせるため、迅速にミルクを作りたい夜間授乳にも適しています。本体のディスプレイは大型で視認性も優れており、操作も簡単に行えるため、機械が苦手な方にもおすすめです。
5位 ALLOK 多機能ボトルウォーマー
哺乳瓶やおしゃぶりをスチーム除菌できる機種
ミルク作りに役立つだけではなく、おしゃぶりや哺乳瓶のスチーム除菌ができるボトルウォーマーです。急速温乳や解凍、保温のほか、離乳食の加熱機能も搭載されており幅広い用途で活用できる便利さも大きな魅力。
おもちゃやおしゃぶりなどの蒸気滅菌は本体内の水を100度に加熱することで発生する蒸気を使用し、99.9％の殺菌が可能です。また、加熱および消毒が完了すると自動的に電源が切れるようになっているので、忙しい育児中に活用するのも負担になりません。なるべく手間をかけたくないという方に最適な商品です。
6位 LifeBasis 多機能ボトルウォーマー
除菌・滅菌に便利なカゴつきボトルウォーマー
LifeBasisの多機能ボトルウォーマーは、コンパクトな本体ながら2本の哺乳瓶を保温できるミルクウォーマーです。スチームカゴを活用することで離乳食の温めや哺乳瓶の除菌や殺菌も簡単に行えます。
セーフティー機能が搭載されているので、熱くなりすぎないのも使いやすいポイント。必要なときに必要な温度が用意されているため、赤ちゃんを待たせる心配がありません。温度調節の手間をできるだけ省きたい方におすすめです。
7位 サーモス 調乳用ステンレスボトル
外出時に便利な軽量ボトル
サーモスの調乳用ステンレスボトルは、外出時にも最適な温度をさっと用意できる調乳用ボトルです。コンパクトな本体なのでカバンに入れて携帯しやすいのも嬉しいポイント。フタがワンタッチで開けられるので、赤ちゃんを抱っこしながらでも扱えるのも非常に使いやすいでしょう。
飲み口は簡単に外すことができ、簡単なお手入れで衛生的に活用できます。赤ちゃんの授乳期がすぎても携帯マグとして使えるため、コスパも抜群。ミッフィー・ミッキー・ミニーから選べるので、好きなキャラクターを外出時のお供にできますよ。
8位 GROWNSY 多機能ボトルウォーマー
急速加熱＆スチーム滅菌機能で使い勝手抜群
GROWNSYの多機能ボトルウォーマーは30mlのお湯による蒸気で、素早くミルクを温めるボトルウォーマーです。ミルクを適温で保存できるため、赤ちゃんが泣いたら速やかにミルクをあげられます。
本体にはメモリ機能が搭載されている点もおすすめのポイント。前回の設定が記憶されるため、いちいち設定する手間がありません。本体は扱いやすいタッチパネルで、初心者でもすぐに扱えますよ。
9位 Raksonic 車載ボトルウォーマー
シガーソケットから給電できるお出かけ用ミルクウォーマー
赤ちゃんと車でお出かけする機会が多い方にはRaksonicの車載ボトルウォーマーがおすすめです。8Lの容量を持つ加熱パックはシガーソケットで温めることができ、中に入れた哺乳瓶を適温でキープできます。
持ち運びしやすい取っ手のついたパックで、携帯性も抜群。安定感のあるデザインなので、車に置いても倒れることがありません。哺乳瓶以外にもお弁当などを入れることができるため、長期的に活用できる点も嬉しいですね。
10位 ティファール アプレシア エージー・プラス コントロール
幅広い用途で活用できる温度調節機能が魅力
赤ちゃんにミルク以外にも幅広く活用できる人気のケトルです。ミルクに特化したものではありませんが、カップ1杯分のお湯を約50秒で沸かすことができ、さっとミルクの用意ができます。
60分間の保温機能が搭載されており、何度も沸かし直す必要がありません。赤ちゃんのミルクだけではなく、家族のお茶も作れるので電気ケトルと調乳ポットを別に用意したくないという方におすすめです。
まとめ
調乳ポットを選ぶ際は、使い方に合わせて保温機能と沸騰機能のどちらが必要なのか考えること大切です。また夜間授乳のことを考えて使いやすいものを選ぶようにしましょう。大容量のものや音の静かなものを選ぶのがおすすめです。
赤ちゃんの口に入るものを扱うので、お手入れのしやすさも事前に確認しておきましょう。授乳期が終わっても、ポットとして使用できるものを選ぶと長期的に活用できてお得ですよ。ぜひ参考にしてくださいね。
