広告アカウントが開設できない|審査に落ちる理由と、通すための順番
広告アカウントの開設で止まるのは、運用の実力とは関係のないところです。落ちた理由は通知されず、ポリシー名が示される程度。それでも原因はおおむね4つに絞れます。確率の高い順に潰していくのが最短です。
落ちる理由は4つに絞れる
| 理由 | 何を見られているか | 直しやすさ |
|---|---|---|
| 事業の実態が確認できない | サイトの中身、会社情報、特定商取引法に基づく表記、問い合わせ先、独自ドメインかどうか | 直しやすい |
| 本人確認・支払い手段の不備 | 登録名義と支払い名義の一致、本人確認書類、決済が通るかどうか | 直しやすい |
| 商材が制限業種に該当する | 健康食品、医療・クリニック、美容、金融、情報商材など。媒体ごとに追加要件がある | 手間がかかる |
| 過去アカウントとの関連 | 支払い手段、管理者、ビジネスマネージャ、デバイスなどの共通点 | 難しい |
このうち、実際に多いのは上の2つです。サイトが数ページしかない、会社情報のページがない、問い合わせ先がフォームだけで連絡先の記載がない。この状態だと、事業として実在しているかどうかを媒体側が判断できません。
審査する側から見ると、広告を出す会社が実在していて、連絡が取れて、書いてある商品を本当に売っているかどうかが最初の関門です。運用の巧拙を見ているわけではありません。ここを整えるだけで通る例は多くあります。
直す順番
- サイトと会社情報を整える会社概要、特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシー、問い合わせ先。独自ドメインで、ページ数と中身がある状態にします。無料ブログやサブドメインのままだと通りにくい。
- 名義と支払い手段を揃えるアカウントの登録名義、支払いカードの名義、会社情報の名義を一致させます。法人なら法人名義のカードを使う。ここがずれていると、実在確認の段階で止まります。
- 商材に必要な要件を確認する制限業種にあたる場合、媒体ごとに事前申請や証明書類が必要なことがあります。開設を試す前に、その媒体のポリシーの該当箇所を読んでおきます。
- 過去アカウントとの関連を切る停止されたアカウントと同じ支払い手段、同じ管理者、同じビジネスマネージャを使わない。ただし、これは原因を直していなければ意味がありません。器だけ変えても同じ結果になります。
再申請でやってはいけないこと
- 同じ内容のまま繰り返す|何も変えずに再申請すると、それ自体が不利に働くことがあります
- 複数のアカウントを同時に作る|関連アカウントとして一括で判断される可能性があります
- 審査中に大きく設定を変える|判断材料が変わるため、審査がやり直しになったり、不審な動きとして扱われたりします
再申請は、「何を直したか」を自分で説明できる状態でだけ行ってください。説明できないなら、まだ直っていないということです。
それでも通らないときの選択肢
商材の性質や過去の経緯によって、自社名義ではどうしても開設できないことがあります。この場合、媒体の認定・正規代理店が保有するアカウントで運用する方法があります。
| できること | 認定・正規代理店アカウントでの出稿。媒体特典、審査サポート、請求書払いがあわせて使える |
|---|---|
| 制約 | 運用ルールは代理店の基準に従う。出せる商材や表現に制限がかかる場合がある |
| 提供の可否 | 案件・媒体・審査状況により異なります注3 |
詳しくは正規代理店アカウントという選択肢とナレシェアとはにまとめています。開設できたあとに待っているのは審査と停止の話なので、BANされたらどうするかもあわせて読んでください。
よくある質問
- Q. 広告アカウントが開設できないのはなぜですか。
- A. 多いのは4つです。サイトや会社情報から事業の実態が確認できない、本人確認や支払い手段に不備がある、扱う商材が媒体の制限業種に該当する、過去に停止されたアカウントと関連があると判断されている。理由は通知されないことが多いため、確率の高い順に潰していくことになります。
- Q. 審査に落ちた理由は教えてもらえますか。
- A. 具体的な箇所まで示されることは少なく、ポリシー名が示される程度です。どこが原因かは、直近で変更した点と、媒体が制限業種として挙げている項目を突き合わせて推測することになります。
- Q. 何度も申請し直しても大丈夫ですか。
- A. 同じ内容のまま繰り返すのは避けたほうがよいです。修正せずに再申請すると、それ自体が不利に働くことがあります。1回ごとに何を直したかを説明できる状態で出してください。
- Q. 過去にBANされたアカウントがあると新規開設できませんか。
- A. 媒体によっては、支払い手段、管理者、ビジネスマネージャ、デバイスなどの共通点から関連アカウントと判断し、新規の開設も認めない場合があります。原因を直さずに器だけ変えても同じ結果になります。
- Q. 健康食品や医療系は開設できないのですか。
- A. 扱えないわけではありませんが、媒体ごとに制限や追加の要件があります。証明書類の提出や、事前の申請が必要な場合があります。商材そのものより、サイトと広告の表現で判断されることが多いのが実際です。
- Q. どうしても開設できない場合はどうすればいいですか。
- A. 媒体の認定・正規代理店が保有するアカウントを使う方法があります。ピアラはナレシェアとしてこの提供を行っています。提供の可否は案件・媒体・審査状況によります。
ナレシェアについて
ナレシェアは、株式会社ピアラが各媒体の認定・正規代理店として保有する広告アカウントを、運用メディア・パートナーに共有する仕組みです。アカウントの提供だけでなく、媒体特典、審査サポート、クリエイティブの法令チェック、自動分析レポート、請求書払いがあわせて使えます。
| 提供元 | 株式会社ピアラ(東証スタンダード市場上場・2004年設立) |
|---|---|
| 対応媒体 | Google/Yahoo!/LINE/Meta(Facebook・Instagram)/X/TikTok/SmartNews ほか |
| 運用規模 | 年間120億円以上注2。上記媒体の認定・正規代理店 |
| アカウント停止率 | 当社アカウントで年間1%未満注2 |
| 法令チェック | Result+AI法令チェックを無料提供(薬機法・景表法・特定商取引法・医療法・金融関連法) |
| 支払い | 請求書払い。媒体社への支払いはピアラが行うため、クレジットカードの与信枠に縛られない |
| レポート | 自動分析レポート(オプション:1案件 初期2万円・月額1万円)注2 |
| 手数料 | ピアラ商流の案件は0%。独自案件は月間納品額に応じて3〜5%注2 |
クリエイティブ責任者には、TikTokでChief Creative Officerを務めた橋本剛典が就任しています。運用・制作チームは150名以上、年間100万本以上のクリエイティブを制作しています注2。
開設できない状態で止まっているなら
扱っている商材と、どの媒体でどの段階で止まっているかを教えていただければ、何が原因になりやすいかをお答えします。自社での開設が難しい場合は、当社が保有する正規代理店アカウントの提供を検討します(ナレシェア)。
ナレシェアの資料を見る関連記事
注釈
注1:本記事の記載時点について
本記事における媒体のポリシー・審査基準および料金に関する記述は2026年9月時点の情報に基づく。媒体の基準は随時更新されるため、実際の運用にあたっては各媒体の最新の公開情報を確認されたい。
注2:実績・料金に関する数値について
「年間運用金額120億円以上」「アカウント停止率1%未満」「運用・制作チーム150名以上」「年間100万本以上のクリエイティブ」は当社の実績に基づく概数であり、変動する。停止率は当社が運用する全アカウントを母数とした割合であり、個別のアカウントが停止しないことを保証するものではない。人数はアルバイトおよびグループ会社を含む。媒体特典(クーポン・インセンティブ)の内容および付与条件は各媒体が定めるもので、時期により変動し、提供を保証するものではない。手数料率、法令チェックおよびレポートの料金は2026年9月時点の定価であり、改定する場合がある。
注3:広告アカウントの審査・停止について
広告アカウントの開設可否、審査の結果、停止(BAN)の判断基準および復旧の可否は、いずれも各媒体が定めるものであり、当社が結果を保証するものではない。記載したサポートは、審査に関する相談、停止時の復旧に向けた支援、および復旧できない場合の代替アカウント提供までを指す。代替アカウントの提供可否および提供条件は、案件・媒体・審査状況により異なる。
