クリエイティブの法令チェックはいくらかかるか|外注・人力・AIの比較
薬機法や景表法のチェックは、やらなければ審査に落ち、アカウントが止まります。やれば費用と時間がかかります。問題は「いくらかかるか」ではなく、「1本あたりいくらなら、全部チェックできるか」です。単価が高いと、結局チェックしないクリエイティブが出ます。
3つの方法
- 外注する|薬機法・景表法の専門会社や弁護士に依頼する。判断の重みはいちばんありますが、単価と納期がかかります
- 社内で目視する|現金は出ませんが、担当者の時間が消えます。人によって基準がぶれ、忙しい月に飛びます
- AIでチェックする|単価が下がり、待ち時間が短くなります。判断の責任は自社に残ります
実務でいちばん多い失敗は、「重要なものだけ外注し、残りは目視」という運用にして、目視のほうが形骸化することです。審査落ちもアカウント停止も、たいてい「チェックを飛ばしたほう」から起きます。
費用と時間を並べる
| 方法 | 費用の目安 | かかる時間 | 網羅性 |
|---|---|---|---|
| 専門会社・弁護士への外注 | LP1本 数万円 | 数日 | 依頼した分だけ |
| 社内の目視 | 担当者の人件費 | 1本あたり数十分 | 人と時期でぶれる |
| Result+AI法令チェック | テキスト100円/画像500円/動画1,000円/LP1,000円注2 | テキスト・画像1分、動画・LP5分 | 全数チェックが現実的 |
差が出るのは単価より網羅性のほうです。LP1本数万円だと、テストのために20パターン作ったバナーを全部かけることはできません。1本500円なら全部かけられます。審査に落ちるのは、たいていチェックしなかったほうです。
AIチェックの中身
Result+AI法令チェックの場合、対応している法令は薬機法、景表法、特定商取引法、医療法、金融関連法です。基準は1ヶ月ごとに更新しています。
- 対象を置くテキストとLPのURLは指定のスプレッドシートに記入。画像と動画はGoogleドライブに入れると、自動でスプレッドシートに連携されます。
- ジャンルを指定する案件の業種をプルダウンで選びます。同じ表現でも、化粧品と健康食品と医療では判断が変わるためです。
- 結果を受け取るテキスト・画像は1分、動画・LPは5分以内。NG、RISK、事実確認の3段階で件数が出て、確認事項と代替案(推奨表現)が表示されます。
動画は自動でカット割りされ、カットごとにチェックされます。そのカットで流れているナレーションも文字起こしされ、内容があわせて確認されます。映像は問題なくてもナレーションで言い切っている、という落とし方が多いので、ここは効きます。
表示される代替案はあくまで推奨です。実際にそのまま使うかどうかは、自社の判断になります。AIのチェックは、人が見るべき箇所を絞り込むためのもので、法的な保証を与えるものではありません。最終的な責任は広告主とメディアに残ります。
1案件あたり月いくらになるか
1案件で月に作るクリエイティブの本数を、標準的な例で置くとこうなります。
| テキスト × 10本 | 1,000円 |
|---|---|
| 画像 × 10本 | 5,000円 |
| 動画 × 5本 | 5,000円 |
| 記事LP・LP × 1本 | 1,000円 |
| 合計 | 月平均 12,000円注2 |
LP1本を専門会社に出すと数万円かかることを考えると、全クリエイティブをチェックしてこの金額です。1本ずつの精度では専門家に及びませんが、「落ちる可能性のある箇所を全部拾ってから、人が見る」という順番がつくれます。
ナレシェア導入時の扱い
ナレシェアを導入されている場合、Result+AI法令チェックは案件数・アカウント数にかかわらず無料です。上の12,000円がそのまま浮きます。
これは費用の話というより、アカウントを止めないための仕組みとして提供しているものです。ピアラの当社アカウントで運用していただく以上、法令に触れるクリエイティブが出るとこちらのアカウントランクにも影響します。入稿前に全部かけてもらったほうが、双方にとって都合がよいという構造です。
チェックする観点そのものは広告の法令・審査のカテゴリにまとめています。記事LPで落ちやすい箇所は記事LPの薬機法チェック、審査に落ちる理由は広告審査に落ちる理由を読んでください。
よくある質問
- Q. 広告の法令チェックはいくらかかりますか。
- A. 方法によって大きく違います。専門会社への外注はLP1本あたり数万円が目安、社内の目視は費用こそかかりませんが担当者の時間が取られます。AIによるチェックは1本あたり数百円から1,000円程度です。
- Q. Result+AI法令チェックの料金を教えてください。
- A. 定価はテキスト(1,000文字以内)100円、画像500円、動画(1分30秒以内)1,000円、記事LP・LP各1,000円です。1案件あたり月平均で12,000円程度が目安になります。ナレシェアを導入されている場合は無料です。
- Q. どの法令に対応していますか。
- A. 薬機法、景表法、特定商取引法、医療法、金融関連法に対応しています。基準は1ヶ月ごとに更新しています。
- Q. チェックにはどれくらい時間がかかりますか。
- A. テキストと画像は1分程度、動画とLPは5分以内が目安です。人がチェックする場合と比べて、待ち時間の差が大きくなります。
- Q. 動画のチェックはどうやるのですか。
- A. 自動でカット割りし、カットごとにチェックします。そのカットで流れているナレーションも文字起こしして、内容をあわせて確認します。
- Q. 結果はどう表示されますか。
- A. NG、RISK、事実確認の3段階で件数が表示され、確認事項とあわせて代替案(推奨表現)が出ます。推奨はあくまで案なので、実際に使うかどうかはご判断ください。
- Q. 自社独自のレギュレーションにも対応できますか。
- A. コメントで指示いただくと学習して反映されます。媒体ごとの独自レギュレーションも学習可能です。
ナレシェアについて
ナレシェアは、株式会社ピアラが各媒体の認定・正規代理店として保有する広告アカウントを、運用メディア・パートナーに共有する仕組みです。アカウントの提供だけでなく、媒体特典、審査サポート、クリエイティブの法令チェック、自動分析レポート、請求書払いがあわせて使えます。
| 提供元 | 株式会社ピアラ(東証スタンダード市場上場・2004年設立) |
|---|---|
| 対応媒体 | Google/Yahoo!/LINE/Meta(Facebook・Instagram)/X/TikTok/SmartNews ほか |
| 運用規模 | 年間120億円以上注2。上記媒体の認定・正規代理店 |
| アカウント停止率 | 当社アカウントで年間1%未満注2 |
| 法令チェック | Result+AI法令チェックを無料提供(薬機法・景表法・特定商取引法・医療法・金融関連法) |
| 支払い | 請求書払い。媒体社への支払いはピアラが行うため、クレジットカードの与信枠に縛られない |
| レポート | 自動分析レポート(オプション:1案件 初期2万円・月額1万円)注2 |
| 手数料 | ピアラ商流の案件は0%。独自案件は月間納品額に応じて3〜5%注2 |
クリエイティブ責任者には、TikTokでChief Creative Officerを務めた橋本剛典が就任しています。運用・制作チームは150名以上、年間100万本以上のクリエイティブを制作しています注2。
チェックの費用と工数を、まるごと外に出す
ナレシェアを導入されている場合、Result+AI法令チェックは案件数・アカウント数にかかわらず無料でお使いいただけます。いま何本のクリエイティブを月に作っていて、チェックにどれくらい時間をかけているかを教えてください。
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注釈
注1:本記事の記載時点について
本記事における媒体のポリシー・審査基準および料金に関する記述は2026年9月時点の情報に基づく。媒体の基準は随時更新されるため、実際の運用にあたっては各媒体の最新の公開情報を確認されたい。
注2:実績・料金に関する数値について
「年間運用金額120億円以上」「アカウント停止率1%未満」「運用・制作チーム150名以上」「年間100万本以上のクリエイティブ」は当社の実績に基づく概数であり、変動する。停止率は当社が運用する全アカウントを母数とした割合であり、個別のアカウントが停止しないことを保証するものではない。人数はアルバイトおよびグループ会社を含む。媒体特典(クーポン・インセンティブ)の内容および付与条件は各媒体が定めるもので、時期により変動し、提供を保証するものではない。手数料率、法令チェックおよびレポートの料金は2026年9月時点の定価であり、改定する場合がある。
注3:広告アカウントの審査・停止について
広告アカウントの開設可否、審査の結果、停止(BAN)の判断基準および復旧の可否は、いずれも各媒体が定めるものであり、当社が結果を保証するものではない。記載したサポートは、審査に関する相談、停止時の復旧に向けた支援、および復旧できない場合の代替アカウント提供までを指す。代替アカウントの提供可否および提供条件は、案件・媒体・審査状況により異なる。
