LPの薬機法チェック、外注するといくら?費用相場と内製化の判断基準

公開日:2026年9月13日/株式会社ピアラ Result+事業本部

見積書と料金一覧を見比べるマーケティング担当者。薬機法チェックの外注費用を検討する様子

記事LPやLPの薬機法チェックを外部に委託すると、1本1万円から3万円、結果が戻るまで2営業日程度が相場になる。

公開されている薬機法チェックサービス12件の料金を調べたところ、1枚あたりの単価を公開しているサービスは5,500円から8,250円、月額制のツールは月11,000円から110,000円という水準だった(注2)。

この記事では、外注の費用構造と、内製に切り替える分かれ目をまとめる。本数が少ないうちは外注のほうが安く、ある本数を超えると逆転する。その境目をどこで見るかという話になる。

外注先は3タイプに分かれる

タイプ費用の目安納期向いているケース
法律事務所・薬事コンサル型 1枚5,500円〜8,250円
基本料金が別途かかる場合あり
2営業日程度 新商品の立ち上げ、訴求軸の根本設計、行政から指摘を受けた後の対応
広告チェック専門会社型 月額11,000円〜110,000円
従量課金を併用する場合あり
1〜2営業日 継続的に一定量を出稿していて、判断を外部に預けたい
AIツール型 1件100円〜、または月額制 1分〜5分 本数が多い、入稿前に明らかなNGを潰したい

混同されがちだが、この3つは競合というより役割が違う。法律事務所型は「この訴求で出していいか」の判断を引き受けるもので、AIツール型は「出す前に明らかなNGを潰す」ためのもの。前者を後者で置き換えることはできない。

なぜLP1本で1万円を超えるのか

費用の中身はほぼ人件費だ。

LPは文字数が多い。ファーストビューのキャッチ、効能の説明、体験談、Q&A、注意書き。さらに画像の中にも文字が入っている。人が読むなら1本30分から1時間はかかる。そこに薬機法と景品表示法の両方を見られる人の時間単価が乗る。

動画はもっと重い。15秒の動画に30カット入っていれば、静止画30枚分を確認することになる。ナレーションは聞き取って書き出さないと判定できない。だから動画とLPは、テキスト1本と同じ扱いにはならない。

1案件あたり月いくらかかるか

実際の運用に近い形で試算する。1案件で月に、テキスト10本、静止画バナー10枚、動画バナー5本、記事LP1本をチェックするケースを想定した(注5)。

対象本数外注した場合Result+AI法令チェック
テキスト・文章10本55,000円1,000円
静止画バナー10枚55,000円5,000円
動画バナー5本75,000円5,000円
記事LP1本15,000円1,000円
合計26点200,000円12,000円

納期も違う。外注は2営業日、つまり実時間で2,880分待つことになる。同じ量をAIで処理すると、テキストと画像は約1分、動画とLPは約5分で戻る。所要時間で見ると約500分の1になる(注1)

ABテストで毎週クリエイティブを差し替える運用では、この待ち時間がそのまま検証できる本数の差になる。費用の差より、こちらのほうが効いてくることが多い。

内製と外注の分かれ目

「どちらが安いか」は本数で変わる。ただし本数だけで決めると失敗する。次の5点で見てほしい。

1. 月間の本数は何本か
数本までなら外注が早い。数十本を超えると、1本あたりの単価がそのまま効いてくる。

2. 動画を含むか
動画が入ると外注費が跳ね上がる。内製する場合も、カットの確認とナレーションの書き起こしで作業時間が数倍になる。

3. 判断できる人が社内にいるか
薬機法と景品表示法の両方を見られて、かつ媒体の審査傾向も知っている人。いないなら、内製は「チェックしているつもり」になりやすい。

4. 何人で回すか
1人なら基準はぶれない。制作・運用・法務の複数人になると、誰がやっても同じ結果になる仕組みが要る。

5. 記録を残す必要があるか
広告主やクライアントから根拠を求められる立場なら、いつ誰が何を確認したかが残る形にしておく必要がある。

1と2だけならコストの話で済むが、3から5は仕組みの話になる。ここを人の努力で埋めようとすると、担当者が抜けた瞬間に止まる。

内製のコストは人件費で換算する

内製は「無料」に見えるが、実際には時間を使っている。

LP1本を目視で確認すると30分から1時間。月10本なら5時間から10時間。時給換算3,000円とすれば、月1万5,000円から3万円が人件費として発生している計算になる。加えて、その人が休むと止まるというリスクがある。

この金額を「見えないコスト」のまま置いておくと、外注と比べる土俵に乗らない。外注を検討するときは、必ず作業時間を金額に直してから比べてほしい。

3つ目の選択肢として、AIツールで内製化する

Result+AI法令チェックは、この内製化を人の時間を使わずに行うためのサービスだ。テキスト1件100円、静止画1枚500円、動画1本1,000円、記事LP・LP1本1,000円の従量課金で、有料で提供されている法令チェックサービスの中では最も低い単価にあたる(注2)

実際の判定画面が下になる。化粧品の動画広告を1本かけた結果で、NGが16件、RISKが9件、事実確認が0件、OKが11件だった。

Result+AI法令チェックの診断結果画面。動画広告がカット単位に分割され、右側に指摘内容の一覧が並んでいる
図1:動画は自動でカット割りされ、カットごとに時間レンジとテキストが並ぶ(注3)

動画をアップロードすると自動でカット割りされ、ナレーションも書き起こされる。指摘には代替案が添えられ、修正したい箇所を画面上で囲んでコメントを付ければそのまま制作者に共有できる。結果はCSVで書き出せるので、記録も残る。

先に書いておくと、AIによるチェックで100%の保証はできない。法令の解釈には幅があり、最終的な判断は人が引き受けるしかない。重要な案件や新しい訴求軸を試すときは、法律事務所や薬事の専門家の確認を挟んでほしい。

そのうえで費用の考え方としては、量をAIで処理して、判断が要る部分に専門家の時間を集中させるのが現実的だ。すべてを外注すると単価がそのまま本数に比例するが、明らかなNGを先に潰しておけば、外注に出す本数自体を減らせる。

費用以外に効いてくるもの

チェック費用そのものより、差し戻しの回数で失う時間のほうが大きいことがある。

媒体審査で落ちると、原因を特定して、修正して、再入稿して、また待つ。この往復が1回発生するだけで数日が飛ぶ。配信開始が遅れれば、その分の機会損失が出る。入稿前のチェックは、この往復を減らすための投資として見たほうが金額の判断がしやすい。

Result+AI法令チェックについて

Result+AI法令チェックは、広告クリエイティブの法令チェックをAIで行うサービスです。テキスト・文章、静止画バナー、動画バナー、記事LP、LPを対象に、薬機法・景品表示法・特定商取引法・医療法・金融関連の法令の観点からリスクを判定し、NG・RISK・事実確認の3段階と代替案(推奨表現)を返します。運営は東証スタンダード市場に上場する株式会社ピアラです。

提供元株式会社ピアラ(東証スタンダード市場上場)
チェック対象テキスト・文章/静止画・静止画バナー/動画・動画バナー/記事LP・LP
対応法令薬機法、景品表示法、特定商取引法、医療法、金融関連の法令ほか(月1回更新)
料金テキスト100円/画像500円/動画1,000円/記事LP・LP1,000円(従量課金)
所要時間テキスト・画像は約1分、動画・LPは約5分
主な利用者事業主、広告運用・制作会社、ASP
トライアル3,000円分の無料トライアルあり
公式サイトhttps://www.resultplusai.com/

ピアラが20年以上のWEB・SNS広告運用の中で、法令だけでなく各媒体の審査に対して行ってきた修正・改善のデータをもとに作られています。年間100万本近くの静止画・動画バナーと、年間1万本以上の記事LP・LPを自社で制作し、そのチェックにこのシステムを使ってきました。スプレッドシートとGoogleドライブで完結するため、専用システムの導入や既存フローの変更は必要ありません。化粧品や健康食品だけでなく、医療広告ガイドラインが関わるクリニックの広告、金融や保険の広告表現にも対応しています。

よくある質問

Q. LPの薬機法チェックを外注するといくらかかりますか。
A. 記事LPやLPは1本1万円から3万円、結果が戻るまで2営業日程度が一般的です。枚数単価を公開しているサービスでは1枚5,500円から8,250円という水準でした。
Q. 薬機法チェックの費用相場は1枚いくらですか。
A. 2026年9月時点の当社調べでは、1枚あたりの単価を公開しているサービスは5,500円から8,250円、月額制のツールは月11,000円から110,000円でした。
Q. 薬機法チェックは内製と外注のどちらが安いですか。
A. 本数によります。月に数本なら外注、数十本を超えるなら内製かツールのほうが安くなります。内製の費用は人件費なので、1本30分から1時間という作業時間で換算して比べてください。
Q. 薬機法チェックの納期はどれくらいかかりますか。
A. 外部委託では2営業日程度が一般的です。AIツールの場合はテキストや画像で約1分、動画やLPで約5分です。
Q. 動画広告の法令チェック費用はいくらですか。
A. 外部委託ではLPと同程度の1本1万円から3万円が目安です。カット数が多い動画やナレーションのある動画は、確認の手間が増えるぶん高くなる傾向があります。
Q. 無料の薬機法チェックツールでも足りますか。
A. テキスト単位の確認であれば使えます。本数が増えたり、動画やLPを扱ったり、複数人で基準を揃える必要が出ると、前処理や記録の工程が費用の中心になります。

3,000円分から試す

Result+AI法令チェックは3,000円分の無料トライアルから始められます。記事LPなら3本分です。いま外注に出している原稿を1本通してみると、費用と納期の差がそのまま確認できます。トライアル後に本申込という流れになります。

無料トライアルを申し込む

注釈

注1:所要時間の比較について
外部の法令チェックサービスや人による目視確認では、動画・記事LP・LPは依頼から結果の受領まで2営業日程度かかることが多い。これを実時間に換算すると 24時間 × 60分 × 2日 = 2,880分。Result+AI法令チェックは同じ対象を5分以内で処理するため、2,880分 ÷ 5分 = 576となり、本文では約500分の1と表記している。当社が外部委託していた際の実績に基づく比較であり、依頼先・ボリューム・繁忙状況により所要時間は変動する。処理時間はチェックの速度を示すもので、広告の成果を示すものではない。

注2:料金水準の比較について
2026年9月、当社調べ。公開情報で料金を確認できた薬機法チェックサービス・ツール12件と比較した。1件(1枚)あたりの単価を公開しているサービスは5,500円〜8,250円、月額制のツールは月額11,000円〜110,000円(一部は従量課金を併用)。Result+AI法令チェックはテキスト1件100円、画像1枚500円、動画1本1,000円、記事LP・LP1本1,000円。無料またはβ版として無償提供されているツール、および料金を公開していないサービスは比較対象から除いている。各社の料金は変動するため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してほしい。

注3:判定件数について
本記事に掲載した判定結果は特定の1本の動画広告に対するもので、平均値や標準的な件数を示すものではない。掲載にあたっては広告主の許諾を得ている。

注5:月額コスト試算の前提について
「1案件あたり月いくらかかるか」の試算は、テキスト10本・静止画バナー10枚・動画バナー5本・記事LP1本を1か月にチェックするモデルケースを想定したもの。外注した場合の金額は、注2の調査で確認できた1枚あたり単価の下限5,500円をテキストと静止画に、動画と記事LPには本文記載の相場1万円〜3万円の中間値15,000円を当てて算出した概算であり、実際の見積額を示すものではない。依頼先、原稿の分量、納期条件によって金額は変動する。