【必要ない？住んでみてどう？】ZEH住宅を建てた人が後悔・失敗した事例5選

ZEH住宅を採用した人に、後悔した点と良かった点を聞きました。一生に一度の買い物の後悔を減らして、帰るのが楽しみになる家にするために、ぜひ当記事をお役立てください。

＼ZEH住宅を採用した人に聞きました／

メリット	後悔した/デメリット
経済面でメリットが多い 健康に良い家 補助金の額が多い 環境に配慮した設備が家計にも地球にもやさしい 性能が高いので快適に暮らせる	住み心地がいい設計になっていなかった 太陽光発電パネルをあまり載せられなかった アンケート回答を忘れやすい 建築費用が高額 建築費用が高い

建築の知識がない人が、1発で100%満足できるマイホームを建てるのは不可能に近いです。何棟も管理している私ですら、マイホームに100%満足できませんでした。絶対に細かい失敗・後悔ポイントが出てきます。

大事なことは、

また、「なんとなくあそこの建築会社が良いな」と決めていませんか？初期段階では特定の建築会社に決めず、いろんな会社の話を聞くことも大事です。価格感も分かってくるので、実際に建築するときに、値引き交渉がうまくいくかもしれません。

まずは資料請求して理解を深めるのがおすすめ！あとから「こんなメーカーあったんだ…」とショックを受けないように、どんなメーカーがあるのか初期にしっかり情報を集めましょう。

ZEH住宅の後悔ポイントと対策【がっかり事例】

ZEH住宅の後悔したポイントと対策方法をご紹介します。後悔ポイントは人によりさまざまでした。

ひとつずつ見ていきましょう。

後悔(1)住み心地がいい設計になっていなかった

後悔(2)太陽光発電パネルをあまり載せられなかった

後悔(3)アンケート回答を忘れやすい

後悔(4)建築費用が高額

後悔(5)建築費用が高い

人によってこだわりが異なるので、後悔ポイントでZEH住宅が悪いとはなりません。ライフスタイルや予算と照らし合わせて考え、あくまで家作りの参考にご覧ください。実際にZEH住宅を建てた人のブログを読んで、失敗談や成功談を学ぶのもおすすめです。

注文住宅のさまざまな後悔・失敗例をもっと知っておきたい方は、「【画像有】注文住宅で後悔した失敗例50｜理想の家づくりポイント6選」もぜひご覧くださいね。思わぬ落とし穴に気付けるかもしれません。

【後悔だけじゃない】ZEH住宅にして良かったポイント

ZEH住宅で後悔したことがある人も、住んでみて「ZEH住宅にして良かった〜」と感じていることがあります。

ひとつずつ見ていきましょう。

成功(1)経済面でメリットが多い

成功(2)健康に良い家

成功(3)補助金の額が多い

成功(4)環境に配慮した設備が家計にも地球にもやさしい

成功(5)性能が高いので快適に暮らせる

「ZEH住宅アリかも！」と思った方は、その条件込みで相見積もりを取るのがおすすめです。

後悔しないためにハウスメーカーを比較しよう

ハウスメーカーによって、希望する設備や商品が標準装備だったりオプションだったりします。相見積もりをとって、希望条件に対する費用を把握して検討しましょう。

ローン負担は日々の生活の質にも大きく影響してくるので、しっかりした比較・検討が大切です！一生に一度の大きな買い物だから、「ここでなら！」と思えるメーカーにお願いしたいですね。

人気・有名ハウスメーカーやローコストハウスメーカーの坪単価も参考にチェックしてみてください！

人気・有名住宅会社	坪単価 (万円)	評判
積水ハウス株式会社	60~80	・アフターメンテナンスが手厚い ・高級感のある外観
大和ハウス工業株式会社	65~80	・高断熱で快適 ・標準装備が充実
住友不動産株式会社	50~80	・住宅性能が高い ・デザインがおしゃれ
株式会社一条工務店	45~80	・床暖や全館空調で快適 ・住宅性能が高い
株式会社スウェーデンハウス	80~100	・おしゃれなデザイン ・住宅性能が良い

ローコスト住宅会社	坪単価 (万円)	評判
タマホーム株式会社	40~50	・低価格がうれしい ・長期保証があり安心
株式会社アイダ設計	40~50	・低価格がうれしい ・高い耐震性と長期保証があり安心
アエラホーム株式会社	30~70	・価格が抑えられる ・高断熱と高気密で快適
アイフルホーム	40~60	・アフターメンテナンスが良い ・LIXIL製の設備機器が標準装備
レオハウス	40~80	・設計の自由度が高い ・価格が抑えられる

ZEH住宅が気になる人の知りたいこと

ZEH住宅が気になる人のよくある疑問を調査しました。

ZEH住宅はなぜ普及しない？進まない理由はなんでしょうか？

ZEH住宅が普及しない理由は、初期コストがかさむからです。ZEH住宅は補助金がもらえますが、ZEH住宅の基準を満たすには外皮性能等を向上させるために設備費がかかります。予算面が合わずにZEH住宅を諦める方も多いです。

ZEH住宅のデメリットはなんですか？

ZEH住宅のデメリットは、やはり初期費用が高くつくことです。ZEH住宅にするには、規定以上の断熱性能、省エネ性が高い設備の導入、太陽光発電の設置が必要です。こうした基準を満たすために、どうしてもコストがかかってしまいます。

ZEHの義務化はいつからですか？

2030年度から全ての新築住宅でZEH基準が義務化されます。ZEH基準の義務化となれば、その分建築コストも上昇することになるでしょう。

ZEH住宅の費用対効果はどれくらいですか？

費用対効果は十分にあります。ZEH水準の省エネ住宅の導入コストは40～70万^*1ですが、ZEH住宅によって浮く光熱費は年間46,000円～86,000円^*2ほど。安くすめば10年程度で初期コストを回収できます。費用面だけでなく、住宅性能が高いため住み心地が良いのも大きなメリットです。

^{*1:国土交通省を参照}

^{*2:東京都23区などの場合。国土交通省を参照}

ZHE住宅ならではのメンテナンスはありますか？

あります。ZEH基準を満たすための設備がさまざまあり、メンテナンスが必要です。主なものだと、ソーラーパネルやパワーコンディショナーが挙げられます。高い住宅性能を維持するために、メンテナンス費用をきちんと蓄えておきましょう。

太陽光なしでもZEH認定を取得できる？本当に必要ないのでしょうか？

できますし、本当です。「ZEH Oriented」という区分であれば、認定に太陽光発電は必要ありません。発電機能がなくても、ZEH基準を満たす断熱性・省エネ性能をクリアしていれば取得できます。

ZEH住宅（省エネ住宅）は固定資産税が高いのでしょうか？

はい。高性能なZEH住宅にすることで、固定資産税評価額が上がる可能性はあります。ただし、長期優良住宅の場合、固定資産税の減額措置^*の適用期間が5年間と一般住宅よりも優遇されています。そのため、適用期間で比べると優遇額が高く、お得な場合もあります。

^*:固定資産税の減額措置は、2024年3月31日までに新築した物件かつ条件を満たした場合に適用

ZEH住宅の後悔ポイントは人それぞれ！住宅性能の高い家でお得に暮らしたい人におすすめ

ZEH住宅の後悔したポイントと対策法、良かったポイントをご紹介しました。

メリット	後悔した/デメリット
経済面でメリットが多い 健康に良い家 補助金の額が多い 環境に配慮した設備が家計にも地球にもやさしい 性能が高いので快適に暮らせる	住み心地がいい設計になっていなかった 太陽光発電パネルをあまり載せられなかった アンケート回答を忘れやすい 建築費用が高額 建築費用が高い

後悔ポイントは三者三様でした。対策法を意識しながら家づくりを進めて、同じような後悔を防ぎましょう。

「住み心地がいい設計になっていなかった」「建築費用が高い」の口コミもありましたが、省エネに特化した住宅性能の高さが魅力。補助金がもらえたり光熱費が浮くことにより、経済的にもメリットがあります。住宅性能の高い家で快適に過ごしたい人におすすめです。